Natural Wellness Beauty

おはようございます、Eyeです。

GW、いかがお過ごしでしたか?(いまさら?w)
私は、GW中はひたすらSNSデトックスをして。
GW明け、すいているときを狙って、南の島へ跳んできました。
ヒマさえあればひとり旅。それが私のライフスタイルです^^
画像はそのときのもの。今日のテーマとは関係ありませんw
https://www.instagram.com/p/BxUVCftAmZa/?igshid=5ugyobpmujct

 

さて、本題。
Wellnessを意識してブログを書き始めてから1年と3か月経ちました。

その間、重要だけどあまり書けなかったのが、「ねる(睡眠・休養)」について。
自分があまり睡眠に困っていないこともあって、誰かに見て頂くための記事を書くのに、
自分の知識のアップデートはもちろんですが、何よりも、
睡眠・休養に悩むひとがどんなことで悩んでいるのか。どんなことをしているのか。知る時間が必要でした。

そんなブラッシュアップを経てからの、一発目の記事は、
睡眠の「基礎の基礎」。
皆さん、頭では分っているはずなのに、
忘れちゃっているのかしら?
と思うことを書きます。

 

ぐっすり眠れた感じがしない…。
朝起きたとき疲れがとれていない…。

何か改善しようとしていることは?と聞くと、大抵の方がこうこたえます。
「質を上げるために〇〇をして…。量を増やすために〇〇をする。」

私のまわりにも、「睡眠の量が変えられないから質を高めよう!」と、異常に頑張っている方、いらっしゃいます。

そんな方々に、少しだけ視点を変えてみませんか?と言わせて下さい。

 

Contents

睡眠のメカニズム 2つの機構による睡眠制御

睡眠のメカニズムは、この2つの機構と作用からできています。

この2つの機構が、相互に関連しながら、睡眠の質・量・タイミングを制御しています。

 

 

現代日本人が抱える「睡眠不足」とは

現代日本人の多くは、睡眠不足と言われていますね。
現代人の睡眠状況(日本睡眠科学研究所)

日本人の睡眠不足による経済損失(労働の非効率やミスなどによるもの)は、
約15兆円もあるそうです!!

恒常性成分 >> 睡眠による疲労修復
により、「睡眠負債」が溜まっている。

サーカディアンリズムに合わないタイミングでの生活
のため、体内時計が整いにくくなっている。

 

この2つの視点で考えると、
漠然と「睡眠の質を上げるには‥」と考えるよりも、策が講じやすい…と思いませんか?

新たに時間を費やすことなく、簡単にできることもたくさんありますね。

仕事でどうしても睡眠時間を伸ばせない方だって、
サーカディアンリズムをよく知れば、自分にあった方法、見つけられます。

 

今日は、「疲れたから眠る:恒常性維持機構(ホメオスタシス)」について書きます。

体内時計機構は、
別記事「すっきり目覚めるには、朝が決め手」をよろしければ参照下さい^^

睡眠の恒常性維持機構とは

恒常性維持機構とは、
生物において、その内部環境を一定の状態に保つ働きのこと。
人間の意思とは無関係に働く、体内機能です。

一般的には、
脳の「視床下部」でコントロールされている
「自律神経」「内分泌系」「免疫系」
が一定のバランスをとるように働くことが主として説明されます。

が、「身体の内部環境を一定の状態に保つ」
という自然の働きは、
人間のココロとカラダの、あらゆるところで起きています。

 

睡眠の「恒常性維持機構」とは。

たとえば、
毎日7時間は寝ているけど、今日は6時間しか眠れなかった。
だから今日はなんだか疲れる‥眠いなぁ。

とか、

睡眠不足が続いた日は、「ぐっすり眠れた」

とか。

ありますよね^^

 

恒常性維持機構により、
本来ほしい睡眠(毎日の睡眠=時間×質×タイミング)を維持しようと、
脳内で、足りない部分を補うべく、睡眠の質・時間・タイミングをコントロールします。

 

「睡眠不足だとぐっすり眠れる」の場合、
「時間が短かかったから、質で補おう」という働きが出る。

少しだけ難しい話をすると、
この機構は疲労や整体の損傷回復と関連していて、
プロスタグランジンD2やアデノシンと言われる「睡眠物質」によって、睡眠が誘導されます。
より詳しく知りたい方は、私の地元秋田の大先輩!のこちらの記事をどうぞ^^

 

なんとなくでいいので、ナルホドと思って頂けたら嬉しいです。

 

今日は、「恒常性維持機構」のお話をさせて頂きましたが、
知識がつくと、そこしか見えなくなってしまいがちなので、
しつこく、言わせて頂きます。

睡眠は、「体内時計機構」と「恒常性維持機構」の2つの機構で、コントロールされています。
どちらかだけでは、ありません。

真の健康のためには、どちらも大事。

程よいバランスをとって、「快眠」活動をなさってくださいね^^

 

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※フォロワーさんのコメントもぜひ読んでみてくださいね^^