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「体質」は、一生続くのではなく治せるもの。~貧血~
こんにちは。Eyeです。
私は、長年の鉄欠乏性貧血でした。
今日は、貧血の話をしたいと思います!
私の場合、
”これは体質。仕方ない”
”こんなの大したことない”
と、特に問題だと思わず放置し続けたのが、後から、じわ~・・・っと、きいてきた。
という状況だったので、これを見て下さっている方に対して、
貧血、やばいよ、やばいよ!!
と煽るつもりは、全くありませんが、
私はこうして治ったよ。よかったら参考にどうぞ。
という程度で、私自身の事例を記事にしておきたいと思います。
Contents
”体質だから仕方ない”? 私の貧血ヒストリー
私が貧血と言われたのは、中高生の頃です。
定期健診や、血液検査「ヘモグロビン」の数値を見て、先生に言われることはよくありました。
「貧血ですね? レバーとか食べるようにしてね」
私は、一般的によく言われる「貧血のひと」のような、突然ふらっと倒れたりするような症状が、自分には無かったので、特に気にしていませんでした。
「母が貧血なので、体質的にそうなんだと思います」
とこたえ、それが普通だし何ともない。そう自分に言い聞かせていたのです。
「体質」=それが普通であり、一生治らないもの。
と思い込んでいました。
最近数年分の血液検査の結果があったので参考に載せます。
(g/dL)
’11年>’12年>’13年>’14年>’15年>’16年>’17年>’18年
11.3 > 11.6 > 11.6 > 9.6 > 8.9 > 11.7 > 12.0 > 11.8
基準値:13.5 – 17.6 g/dL
11くらいだったら、女性には当てはまる方、けっこういるのではと思います・・。
もうひとつの血を表すデータが、フェリチン。
’17年11月: 11.0
’18年2月:8.2
基準値:30~100
回復した今だからこそ思う、私の貧血症状はこんな感じでした。
当時のわたしの貧血症状
- 立ちくらみがある
- お風呂やサウナですぐのぼせる、気持ちが悪くてしばらく動けないこともある。
- 子供の頃よくしもやけになっていた。
- 手足が冷える。
- 顔色や唇の色がくすんでいる。
- 爪の色が白っぽい。
- 体温低め、運動すると大量発汗。
でもそんなにひどくはなかったので、それほど気にしていなかったんです~・・・
貧血改善しようと思ったきっかけ
私の場合、アラフォーになって自分の身体がおかしくなって初めて、気づきました。
貧血持ちは、良くないことだと・・・。
まずは、肩こり。
2015年頃から、長年患っていた肩こり首こりが、異常に悪化しました。
腕までしびれて、仕事中なども常にマッサージしていないと痛くてしびれて、たまりません。
整体などで治療してもらっても、またすぐに再発するようになりました。
そのあとから、貧血症状や自律神経失調と言われる症状、立ち眩みやのぼせ、突然の発汗などが出るようになりました。
時を同じくして不妊治療をして、3回すべて流産に終わり。
なんか、変だ。
とそのときはじめて気づいたのです。
最初は、これらの症状が、
貧血から来るものだとは、全く、さっっぱり、思ってもいませんでした。
お世話になっている漢方の先生や栄養療法の先生の言葉、
そしてネットで情報検索をしていくなかで、
明らかに「血」が不足していると言われ、
鉄欠乏性の貧血と、血流の悪さ。
が、これらの症状に関係しているらしい。
ということを理解し、先ずは、言われた通りに、
「血」を増やし、「血の流れ」を良くする。
という改善努力をしました。
私が実施した、貧血改善活動
内と外からの双方向アプローチをしました。
食事・栄養改善
人間の身体の血をつくる、
「たんぱく質」と、「鉄分」をタップリ採っています。
(上述のヘモグロビンは、たんぱく質と鉄の結合体です。)
栄養療法の指導にもとづくと、重度のたんぱく不足・鉄欠乏の私は、
たんぱく質 60g + ヘム鉄 36 mg / 1日
を推奨されています。
最初の頃は、ヘム鉄サプリを大量にざらざら・・・。(栄養療法指導に基づく)
ビタミンCが鉄の吸収の補助をするということで、ヘム鉄+ビタミンCを毎日数回とり、
プロテイン(たんぱく質)をこまめに飲んでいました。
血液検査のデータがある程度上がっても、
生理などの影響ですぐUp Downするので、半年以上、継続しています。
※実験実証のために、2-3か月に一度、血液検査をしています。
日常的な体のあたため
貧血 → 冷え は、YESだとしても、
あたため → 貧血改善 の 逆向き矢印は、そうとは言い切れない気がしますが・・
とはいえ、できることはやった方がよい!と、日頃から冷えないようにしています。
- 冷え取り靴下をはいてみたり、
- 腹巻きをするようにしたり。
- ぬるめのお風呂にゆったりつかったり、しています。
途中、挫折もありました
最初の頃は、
血流がよくなるって、どういうことかよくわからなかったので、
ひたすら血液検査をちょこちょこ、してばかりいました。
あがったりさがったり、コンマいくつの数値に、一喜一憂して。
そんなことしているうちは、改善されたってわけじゃぁないんですよね~・・・。
それから、鉄+たんぱく質は、私に便秘をもたらしました・・・。
これが何より辛かったです・・・。
よく、お肉を食べるとお通じがカタくなるとか聞いたことありませんか?
それと同様です。
当時は、特に私の腸の状態もまだよくなかったので、負担がかかっていたのですね。
ということもあって、
クリニックで言われた分量よりは少なめにして、できるだけ辛くないように、飲んでいました。
貧血が無いと、こんなにカラダが調子いいなんて!
それほどすぐに「効果出てきた!」とは実感できませんでしたが、
数ヶ月して、血液データの改善と共に、なんとなく、
あれ?最近肩こりが無い?
ん?なんか、立ち眩みなくない?
といったように、少しずつ、改善されてきたことを感じるようになりました。
そのころには、ヘモグロビンが12を超え、フェリチンが40近くになっていました。
数値としては基準値よりまだ少し低いですし、栄養療法の先生からするとまだ鉄ざらざら飲ませたいようですが(笑)、
調子が良くなったから、それでいいのだ!て思っています。
貧血症状、消えました!
- 立ち眩みやのぼせる機会がかなり減りました!
- 手足等の『冷え』、今もポカポカとまではいきませんが、気にならなくなりました!
- 顔や唇、爪の色が、前より健康的になった気が・・
- 基礎体温が安定しました!
- 月経の色が鮮やかになりました。血が生まれ変わった感じ!!
なんといっても、カラダがものすごく軽くなった気がします!!!
血がみなぎるって、こういうことなのかと。
そして、いまは、
冷えとりグッズもそれほど無くてよく、
お風呂は、ぬるくて充分 になったのです。
身体の芯(内部)の冷えが、改善して、表面温度との差が減ってきたのかもしれません。
すぐのぼせるくせに、お風呂は体温よりかなり高い(40度以上)じゃなきゃ温まった気がしない~
と思っていたのに、それは、冷え・貧血・血流悪し のサインだったのかもしれません。
いやほんと、「かくれ貧血」おそるべしです。治ってよかった・・。
ちなみに、
運動は、もともとしすぎるほどだったのを、控えめにしたので、
『運動』 による貧血血流改善効果 は、私の場合は感じていません。
今後は、血液検査のデータも見つつ、こちらの記事を更新したいと思います^^